何からやればよいのかよくわからない
告別式も終り、ようやくひと段落。泣いている暇もなかった、というのが身内の方の本音ではないでしょうか。しかし、葬儀が終わっても故人の方の財産はまだそのままです。
財産等をスムーズに相続人の方に移管していくにあたって、まず必要なのが、戸籍謄本の収集です。金融機関や不動産の登記手続などにおいては、相続人が誰なのかを確認するため、お亡くなりになられた方の出生から死亡までのすべての戸籍謄本の提出が求められます。
そして戸籍謄本の記載から判明した相続人全員の実印を遺産分割協議書等の書類に押して、印鑑証明を添付して初めて手続が進められます。